こんにちは。看護師の大野です。
いい季節になりましたね。
新緑が眩しく、心地よい風に吹かれながら、日々訪問車を走らせています。
横田看護師と一緒に精神科訪問看護研修会に行ってきました
さて、さる4月某日、精神科訪問看護研修会に、横田看護師と一緒に受講してきました。新潟県での開催は初めてでした。
内容は、精神科訪問看護の歴史、病院と在宅の移行支援、他職種協働体制、看護ケア方法論、疾患理解や治療方法、看護の実際など盛りだくさんで、お花見日和の中、久しぶりにたくさん勉強しました。
講義の中のひとコマです。
我が国の5大疾病の中に精神疾患は含まれますが、どのくらいでしょうか?
皆さんは、ご存知ですか?
悪性新生物 130万人
脳血管疾患 110万人
糖尿病 250万人
虚血性心疾患 80万人
精神疾患 なんと400万人です!!(20年前の2倍)
この数値は精神科、心療内科を受診された人数ですので、実際はもっと多いのかもしれません。
正直その数の多さに驚きました。
看護を必要とする方に寄り添い、「自分らしく生きる」ために、一緒に伴走していきたいと思えた3日間でした
長い歴史の中で、精神疾患の方は地域ではなく、病院や施設で過ごしていました。
地域の中で暮らしたいと考えていても、偏見や差別で難しい、病状は長期化しやすいため家族だけで支えるのは限界であったことも事実です。
そんな方々が、自分らしく生きる為に、夢を持ってチャレンジすること、本人の強みや長所を一緒に見つけ、一緒に伴走すること、それが、精神科訪問看護師に求められる役割であることを学びました。
伴走者になりうるためには、信頼関係の構築が必要です。それは、精神疾患のある方のみならず、すべての方に通じると思います。
改めて、私たちは、看護を必要とする方に寄り添い、「自分らしく生きる」ために、一緒に伴走していきたいと思えた3日間でした。
たくさん勉強したので、皆さんに還元していきたいと思います!!!
どうぞよろしくお願いします。